7月新商品としまして「東ティモール産ハヒマウ村」の販売を開始いたしました。
東ティモールは「東ティモール民主共和国」という2002年にインドネシアより独立した若い国ですが、
(ティモール島の東側が東ティモール、西側はインドネシア領となっています)
コーヒー生産は1800年代より行われており現在でも主要な輸出品となっています。
コーヒー生産については古くからの伝統的な有機栽培方法を用いているため東ティモール産の豆は
ほとんどが有機栽培となっているのも特徴です。
今回の「ハヒマウ村」についても有機JAS認証済みのオーガニック豆となっています。
また、豆の種類は東ティモールで発見されたアラビカ種とロブスタ種の異種間自然交配種の
ハイブリッド・ティモール(ティモール・ハイブリッド)です。
スペシャルティコーヒーは、ほとんどが「アラビカ種」となっており、
ロブスタは主にインスタントコーヒーや缶コーヒーなどの工業製品に主に使用されることが多いため、
ロブスタの交配種か・・・とお感じなられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、近年東ティモールは非常に品質の高い豆を生産してきており、
スペシャルティコーヒーとして出荷されるものも増えてまいりました。
今回の「ハヒマウ村」ももちろんスペシャルティコーヒーで、非常に華やかな風味とコクをもっております。
焙煎の対応レンジも広く、浅煎りでも、中煎りでも、深煎りでもそれぞれ別の表情があり美味しく飲んでいただけます。
そのため、酸味が苦手な方は深煎り、平気な方は浅煎りとしていただく、
あるいは気分を変えて浅煎りと深煎りをお試しいただくのも面白い豆となっております。
おそらく今後は東ティモール産のスペシャルティコーヒーを見かけることが多くなると思います。
ぜひその実力をご賞味ください。
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