当店のコーヒー豆の保存について

目次

コーヒー豆の保存、そんなに気にしなくて大丈夫です。


当店はオーダー焙煎専門店です。
ご注文をいただいてから目の前で焙煎し、その場で焙煎0日目の焼きたての豆をお渡ししています。

そんな新鮮な豆だからこそ、「保存方法」や「飲み頃」について気になる方も多いのですが――
結論から言えば、あまり気にしなくて大丈夫です。


■ 保存方法について:冷凍は基本不要、常温でOK

ネット上には「冷凍保存がおすすめ」といった情報も多く見られますが、それは2〜3か月以上保存したい場合など、長期保存用の手段です。

当店のように、焙煎したての豆をその日から楽しめる環境では、基本的に常温保存で問題ありません。

保存のポイントはこの4つだけ:

  • 直射日光を避ける
  • 高温多湿を避ける
  • 空気に触れないよう密閉する
  • 夏場は野菜室など穏やかな冷所に(ただし結露に注意)

※冷蔵保存をする場合は、出し入れの際の結露(=水滴)が豆に付かないように注意してください。湿気はコーヒー豆にとって大敵です。


■ 飲み頃について:「初日が一番おいしい」と感じる方も多いです

「焙煎後●日目が飲み頃」といった話を耳にされたことがあるかもしれません。
たしかに、焙煎直後は二酸化炭素が多く放出され、味が安定しないとも言われます。

しかし実際には、当店のお客様の多くがこうおっしゃいます:

「焼きたての初日がいちばんおいしかった」
「香りがとにかくフレッシュで感動した」

これは、焙煎直後の豆だけが持つ“勢い”と“香ばしさ”の魅力です

そして、その「0日目の味」を確実に体験できるのは、作り置きを一切せず、目の前で焙煎する当店ならでは
他ではなかなか味わえない「焼きたての一杯」を、ぜひお楽しみください。


■ コーヒー豆は「時間とともに劣化」します

焙煎後、豆の中では熟成ではなく酸化が進みます。
つまり、「飲み頃」を待って数日後に飲み始めても、その時にはもう劣化が始まっているということ。

それなら――

初日から美味しく楽しみながら、数日かけて飲み切る。
それが、最も自然で、贅沢な楽しみ方ではないでしょうか。


■ 飲み切る目安:おいしさのピークを逃さないために

保存状態が良ければ長く飲めないわけではありませんが、味・香りのピークを楽しむなら、次の期間を目安にしてみてください。

状態飲み切りの目安
豆のまま約1か月以内
挽いた粉約2週間以内

※あくまで「おいしく楽しめる期間」の目安です。開封後はなるべく早めに。


最後に。

当店では、作り置きせず「焼きたて」をお届けしています。
だからこそ、保存方法など気にしないで、今この瞬間の美味しさを大切にしていただきたいと思っています。

「いつが飲み頃ですか?」を気にすることなく、
「今日も美味しいコーヒーが飲めて幸せだな」

そう感じていただける時間を、私たちは何より大切にしています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次