今週の週替わりコーヒーを更新いたしました。
【中煎り】ブラジル産 ロンドリーナ
ブラジルでもコーヒー生産が盛んなセラード地区で開かれたマイクロロット・コンテスト1位入賞豆です。
ブラジルは世界一のコーヒー生産国で、国土面積だけでも日本の23倍もあり、とにかくスケールが大きい国です。
そのためコーヒーの生産体制も機械化が進んでいたり農園も大規模化が進んでいますが、
そうは言いましても小規模農家ももちろん沢山存在します。
そんな小規模農家は、日本で「農協」にあたるようなところへ生産した豆を買い取ってもらい、その農協からあちこちへ出荷されています。
つまりどんなに精魂込めて良い豆を育てても結局農協へ納めてしまえば、その他大勢と一緒になってしまいます。
小規模農家にも非常に優秀な生産者は沢山いるのにその生産者は憂き目を見ない。
そこで開催されたのが小規模生産の農家向けのマイクロロット・コンテストなのです。
小規模生産者では大部分を機械化出来ておらず手作業で行っています。
手間暇かけて丹念に育てた豆にフォーカスし、その出来栄えを競うコンテストに198ロットが参加しました。
そのコンテストで見事に1位に輝いたのが本「ロンドリーナ」です。
ブラジルらしいカカオ感。
オレンジやレモンのような酸味。
大変バランスの取れた味わいとなっています。
深く焼くと酸味は抑えられますが、やはりこの豆は酸味がある方が活きる豆なので、バランスを感じていただきやすい
中浅~中煎りでご用意いたしました。
【浅煎り】エチオピア産 グジG1・シャキッソ ナチュラル
コーヒー生産地としてイルガチェフェと双璧を為すグジ地区。
知名度はイルガチェフェに譲るかもしれませんが、味や品質はイルガチェフェに一歩も譲りません。
イルガチェフェは、よく紅茶のようなティーライクさやフレッシュなフルーツ感などが特徴として挙げられます。
グジももちろんイルガチェフェと似たところはありますが、より強いフルーツ感やワイニー感などが挙げられます。
よく熟れた桃のような甘く濃厚なフレーバーをお楽しみください。
上質なコーヒーの良いフレーバーは、
脳を刺激し記憶に残る1杯になるかと思います。
酸味が苦手な方はロンドリーナ、フルーティがお好きな方はグジG1
ぜひご賞味ください。
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