コーヒー豆を保存するのに最適な方法とは
美味しいコーヒー豆を購入したら、できるだけ長く香りや美味しさを保ちたいですよね。
コーヒー豆の鮮度が落ちてしまうと、ドリップ時に粉が膨らまなかったり味わいや香りが変化してしまいます。
お気に入りのコーヒーを最後まで美味しく味わうために、コーヒー豆の最適な保存方法やおすすめの保存容器をご紹介します。
■コーヒー豆の正しい保存方法
コーヒー豆の保存で気を付けるポイントは温度、湿度、空気、光の4つです。
- 低温の場所に保管する
コーヒー豆を高温の場所に保管すると劣化が進んでしまいます。
2週間程度で飲み切る場合は室温15℃以下であれば常温保管でも可能ですが、室温が高くなる場合や長期間保存する場合は、冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存の場合は匂いが移りやすいので密封容器に保存し、使う時は常温に戻して使いましょう。
1か月以上の長期間保存したい場合は冷凍保存で。冷凍保存の場合も豆は常温に戻してから使用するのがベストです。
また、出し入れする際の温度差による結露にも注意が必要です。
使う分ずつジップロックなどで小分けにして保存すると良いでしょう。
- 湿度の低い場所で保管する
湿度もコーヒー豆の大敵です。
焙煎後のコーヒー豆は多孔質(多数の穴が開いた状態)で水分を含みやすくなっていますので、水分がつくと一気に劣化しまいます。
- なるべく密封する
コーヒー豆が空気に触れて酸化すると、風味が落ち味が損なわれます。
密封することにより酸化を防ぐことはもちろん、乾燥や匂いうつりも防げます。
しっかりと密封できる袋や容器に保存しましょう。
- 光に当たらないようにする
コーヒー豆は紫外線に弱い繊細な食品です。紫外線だけではなく、屋内の蛍光灯に当たってしまっても劣化のスピードが早まります。
光が当たらない冷暗所などで保存するのが良いでしょう。
■コーヒー豆の保存に適した保存容器
以上の「コーヒー豆の正しい保存方法」に適した保存容器で保存することで、よりコーヒーを美味しい状態で保存することができます。
保存容器は遮光性が高い金属製・ホーロー製・陶器製の容器がおすすめです。
ガラスの容器は見た目はオシャレですが光を通すため避けたほうが良いでしょう。
パッキンの付いた物だとさらに密封性が高くなり保存に適しています。
また、アルミコーティングされたジップ付きの袋で販売されている場合、遮光性・密封性に優れていますのでそのままの袋で保管して良いでしょう。
■コーヒーを最後まで美味しく味わうために
コーヒー豆のおおよその賞味期限は、豆の状態であれば常温で2週間、冷蔵で約1か月、冷凍だと2~3か月程度までといったところでしょう。
ミルで挽いて粉の状態であれば更に早く、常温で1週間、冷蔵冷凍でも1か月以内です。
美味しい状態で飲むためにはなるべく早く飲みましょう。
今回ご紹介したコーヒー豆の正しい保存方法を参考にしていただき、最後まで新鮮なコーヒーをお楽しみください。
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