1月新商品:第3弾リリースのお知らせ 

1月新商品の第3弾として、ジンバブエ産 クレイク・バレイ ウォッシュドの販売を開始いたしました。

ジンバブエという国をご存知でしょうか?
アフリカ大陸の南部に位置する国で隣国ザンビアとの国境には世界三大瀑布であるヴィクトリアの滝がある国です。

しかし、一方で壮絶なハイパーインフレが起こった国として記憶している人も多いのではないでしょうか?
1990年代に起こったハイパーインフレで大量の札束を抱えて買い物に行く姿など世界中に衝撃を与えました。

色々な意味で名前は聞くジンバブエですが、ジンバブエとコーヒーと言われてもなかなかピンとはこないかもしれません。
元々はアフリカの穀倉庫と言われるほど高い生産性を誇る農業国で、コーヒー豆も主要な生産物の一つとして1980年代には1万5000トンを超える生産力を誇り、その品質は世界に認められるほどの高い品質でアフリカでも有数のコーヒー生産国でしたが、長らく政治や経済の不況下で各産業が衰退しコーヒー生産も1000トン以下(ほぼ市場で見ることは無いくらいの生産量です)にまで生産性が下がってしまっていたのが現状です。
そのため、多くの人にとってはジンバブエとコーヒーとは結び付かなくなってしまっています。

しかし、ジンバブエの地形自体はコーヒーベルトと呼ばれるコーヒー生産に向いた赤道付近に位置し、特に東部では火山帯の肥沃な土壌と昼夜の寒暖差、適度な降雨量もあるというコーヒー生産には非常に適した地形を有しています。

近年は小規模農家によって新しい栽培技術を取り入れたり輸出市場への進出などによって著しい品質向上がなされ、国際的な支援やNGOなどの協力もありコーヒー産業の復興の兆しが見えてきているようです。

クレイク・バレイもそんなジンバブエの意欲的な農園によって栽培されたコーヒーです。
店頭にて豆粒をご覧になっていただいてもお分かりいただけるかと思いますが、大きめの粒のそろった豆で丁寧な仕事がされているのが分かる豆となっています。


肝心の味ですが、明るい酸味とシトラス系のフレーバー、程よいボディが特徴です。

おすすめ焙煎度としては、中煎り~中深煎りくらいとさせていただきます。
浅目の焙煎でアフリカらしいシャープな酸味をお楽しみいただけますが、少し深めにしたほうが良い印象です。

中煎りくらいから、酸味と苦味のバランスが良くなって来て濃厚な甘みも出てきます。
普段キリマンジャロなどをお飲みの方でしたらこの焙煎度あたりがおススメとなります。


酸味が苦手な方には、中深煎りをおすすめします。
やや酸味は残りますが、中深煎りで焼くことによりややチョコレートやアーモンド系のナッツ感が引き出されており、
それがコクのある甘さを伴っています。


メロンのようなすっきりした甘さと中程度の程よいボディで飲み口も非常に滑らかです。
アフターでほのかなナッツ感と甘さと相まってコクがあって甘酸っぱい。
さしずめクリームソーダーのような印象です。


さらに酸味が苦手な方には深煎りも選択肢に入ります。
深煎りではやや苦味も強くなりますので、苦味が平気な方であればこの焙煎度でも美味しくお飲みいただけます。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次