3月新商品の第2弾として、コスタリカ産 スターマヤ・ナチュラル ナチュラル製法の販売を開始いたしました。
コスタリカ産の豆は当店でもよく扱っていますが、非常に特徴のあるエッジの利いたコーヒーが多い国です。
中米の小国で面積は九州と四国を合わせたほど、人口は約500万人。
「中米の楽園」と呼ばれることもあるこの国は自然環境の保護や平和を重視する姿勢が世界的にも高く評価されています。
コーヒー生産については火山性土壌、標高のある山岳地帯、地域ごとに表情が変わる気候など栽培に適した条件を備えており、品質づくりの研究、栽培や精製の改善など、コーヒー研究が非常に盛んな国として知られています。
そんなコスタリカで開発され、「コーヒー界の期待の品種」として注目されているのが、本 スターマヤ(Starmaya) です。スターマヤは、マルセレサ系統とエチオピア系品種を掛け合わせて生まれたハイブリッド品種。
近年、気候変動や病害のリスクが高まる中でコーヒー産地にとって「強さ」と「品質」をどう両立させるかは避けて通れないテーマになっていますが、スターマヤはその課題を前に進める可能性を持つ品種として期待されています。
※マルセレサ(Marsellesa)は病害に強いハイブリッド・チモール系統と高品質で知られるビジャサルチを掛け合わせたサルチモール系統の品種です。
では、いったいスターマヤは何が画期的なのか?
通常、品種を掛け合わせて生まれたハイブリッドは「強さ」や「品質」などの良さが出やすい一方で、同じ良さをそのまま次の代に継がせるのが難しいという悩みがありました。つまり初代は良いものが作りやすいのにそれを引き継がせるのが困難というのが問題でした。
ところがこのスターマヤは、初代で生み出した「強さ」や「品質」を2代目、3代目に引き継がせることを可能にしたというのが凄いところです。
つまり安定して非常に品質の高い豆を生産できるようにしたという点が世界中から注目される画期的な点です。
本スターマヤ・ナチュラルはコスタリカのウエストバレー(West Valley)で育てられたスターマヤをナチュラル精製で仕上げたロット。スターマヤの魅力が、香りと甘さ、そして質感としてきれいに表れています。
ナチュラル=派手、で終わらず、飲み進めても尖りにくい。フルーティーさと飲みやすさが両立されています。
ピーチ、チェリー、グレープの果実感にカラメルの甘さ、そしてクリーミーな口当たりが楽しめます。
湯気の香りからふわっと果実が立ち上がり、口に含むと甘みがじんわり広がって余韻までなめらかに繋がります。
フルーティーさはあるのに軽すぎない。甘さと口当たりの良さがある日常の一杯としても「また飲みたい」と思わせる豆となっています。
果実・甘さ・口当たりの「全部のバランス」を取るなら中煎りがおすすめ。
果実の華やかさを活かしつつ、酸味を尖らせすぎず、カラメル感とクリーミーさをきれいにまとまるバランス型です。
果実感を前に出して軽やかに飲みたいなら、中浅煎り。
甘さとコクを太くして余韻を長くするなら、中深煎りあたりがおススメとなります。
スターマヤは、コスタリカの“今”を象徴するような品種のひとつです。
未来感があるのに、ちゃんと今の一杯としておいしい。そんな面白さを、ぜひご賞味ください。

