今週の週替わりコーヒーを更新いたしました。
ジンバブエ産 クレイク・バレイ 中深煎り ウォッシュド
非常に珍しいジンバブエ産のコーヒーです。
私たちスタッフもジンバブエ産は今回初めて飲ませていただきました。
ジンバブエと言えばハイパーインフレで苦しむ国として教科書などでも紹介されていた記憶が残っております。
ティッシュを買うのに凄いお札の山を積んで買わないといけないくらいの強烈な印象です。
(当時は100兆ジンバブエドルも発行されたそうです)
そんな強烈な印象のジンバブエとコーヒーというのが全くリンクしておりませんでしたが、
元々はアフリカ有数の名コーヒー生産地であったそうです。
とは申しましても、それは昔の話で長らく続いた政治不安・経済不安などの国内事情もあり、
かつては15,000トン以上あった生産量も現在では年間1000トン以下の非常に少ない生産量とのことです。
(ちなみにまだまだ不安定ながらも、さすがにハイパーインフレは収まっているようです)
本クレイク・バレイはそんな激減したジンバブエ コーヒーの中において世界に通用するスペシャルティーコーヒーグレードの良質なコーヒー生産をしているという希少なロットです。
肝心の味ですが、明るい酸味とシトラス系のフレーバーを持ち程よいボディが特徴です。
今回は中深煎りで焼くことによりややチョコレートやアーモンド系のナッツ感が引き出されており、
それがコクのある甘さを伴っています。
メロンのようなすっきりした甘さと中程度の程よいボディで飲み口も非常に滑らかです。
アフターでほのかなナッツ感と甘さと相まってコクがあって甘酸っぱい。
さしずめクリームソーダーのような印象です。
おそらくほとんどの人が飲んだことがないと思います。
希少なジンバブエコーヒー。ぜひご賞味あれ。
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